いよいよイベントの説明に入ります。
ParaFlaを起動し「nora001.pfl」を開いて下さい。
イベントエリアの一番最初のイベントを右クリック⇒「プロパティ」を選択して下さい。
出て来た↓の意味内容を番号順に説明します。
1.「ファイルID」は素材エリアにある素材のIDであり自動的に入ります。
通常、これは変えることはありません。
2.「フレームカウント」は その画像を何秒見せるかに関係する数字ですが、
「0」を設定すると「消去命令」が来るまで見せ続けます。
簡単に云うと「0」の場合は「背景画像」になると考えて下さい。
これをParaFlaでは「固定画面」と呼んでいます。
3.「固定画面」=「背景画像」は256×2+1の513枚使え、しかも背景
画像を合成させて表示することが出来ます。
マイナスの数字が大きいほど奥へ、逆にプラスの数字が大きいほど手前に
合成されます。
あとで説明する「スプライト機能」を使えば背景画像を動かすことも出来ます。
4.「中心位置」は画像をシフトさせたり、回転、拡大・縮小させたりする場合
の基準点を示します。
「X:0、Y:0」を設定すると画像の左上端が基準点となります。
但し、画像に回転動作を与える場合は「画像の中央に設定」した方が動きの
予想が楽になります。
5.先に「プロジェクトのプロパティ」で最終的なswfビデオの大きさを
「X:320、Y:240」に設定しました。
この大きさのビデオ画面の中で、画像をどの位置に表示させるかの数字です。
4で画像中心を(0、0)=左上端に設定しましたから↑の場合、「X:320、Y:240」
の大きさのビデオ画面の左上から右へ50,下へ35移動させた位置に表示する
ことになります。
6.表示させる画像の大きさは「1倍」で、回転角度は「0度」であることを示しています。
但し、テキスト画像は回転は出来ません。
7.画像の明るさやバックに対する透明度を設定することが出来ます。
つづく